人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北朝鮮がミサイル発射するたびに安倍さんは腹で喜んでいる?空母買える、イージス買えると。

地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」は、今年4月、1399億円で2基分の「本体購入費の一部」を支払うなど既成事実を積み重ねている。

ところが配置場所が無い。陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)、むつみ演習場(萩市)への配備を勝手に決めていたが購入を閣議決定した時から反対論は続いている。

イージス・アショア構成品の選定過程から不評、不信は強く、1基「800億円から始まった取得費は、2基で「2474億円」と膨らみ、30年間の維持・運営費を含め、最安値でも「4459億円」と公表してはいる。しかし、迎撃ミサイルの取得費、建屋などの整備費を加えると確実に「6000億円超」となる。

地元の民意は「配備反対」で、配備計画を抜本的に見直すべきという。

「性能」と「価格」と「民意」で反対論が優勢となっている。必要があるのか。

まず、防衛の専門家は総じて懸念を表明している。

『週刊新潮』は、軍事アナリストの豊田穣士氏が、<「神の盾」に穴という「亡国のイージス・アショア」>というタイトルで、718日号から3回連載。

防衛省担当記者歴27年の半田滋氏は、<イージス・アショアに大金を払い、日本は米国の「不沈空母」にされる>(19629日配信)と題する記事を始め、何度も警鐘を鳴らしてきた。イージス艦を運用したこともある坂上芳洋元海将補が、<イージス・アショア搭載レーダーの選定に専門家が抱いた「違和感」>(19328日配信)と題して、苦言を呈した。

住民説明会では職員が居眠りをするなど防衛省側の真剣さ欠いた対応もあって、秋田県や山口県など地元に共通のものとなった。

秋田県では、参議院議院選挙で安倍晋三首相、菅義偉官房長官が、それぞれ2度も駆け付け、自民党の中泉松司候補を応援したが、野党統一の寺田静候補に2万票を超える大差で敗れた。

佐竹敬久県知事は、「自分が応援した人が負けるのは悔しい」が、「再調査の前に新屋が最適地というのはおかしい」と反発、協議に応じない姿勢を示した。

20年度予算の概算要求に、米軍再編関連経費を含め53000億円超を計上し、イージス・アショアの導入費については、「敷地造成や建屋整備などの関連経費を計上せず」、金額を明示しない「事項要求」とした。いつでも使える隠し予算としたようだ。

コロナが広がっていたが眼中無しをとおしてしまったようだ。


by mikanyuzukaki | 2020-05-10 15:45 | 日々の暮らし | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 「市民、日本」をアベが壊してい... 現・平和憲法の制定に強くかかわ... >>